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2006年の仕込み

 
2006年8月21日

今年最初の仕込みを行いました。初仕込みは自社畑中尾地区のピノ・グリ。






収穫量:50kg




ピノグリ50kgの仕込みの初めは葡萄を桶に入れ入念に殺菌した足で踏み除梗、破砕します。そして少量の葡萄を仕込むのに便利な小型の搾汁機に入れ圧力をかけずに果汁を抽出します。


約32?の果汁を抽出しました。

 
この日の仕込みは6人で行いました。顧問の橘田先生にご指導頂きながら少量のピノ・グリと
シェンブルガーを1日で仕込みました。


本日仕込みを行った者

醸造・福島正人
専務・小池若葉
広報・小池真理子
総務・小池千鶴
栽培・甲斐

 
フリーランで絞るとこんなにも綺麗な自然硫化液になります。
抽出した果汁は冷凍庫で保存し、この日のうちに酵母を入れました。

2006年8月21日
シェンブルガー
550㎏

ピノグリに続き、この日豊富村の自社農園で栽培したシェンブルガーを仕込みました。圧縮せずにフリーランできれいに絞り、果汁は澄んだ緑色で香りもよく、果汁はとても甘くすばらしい白ワインになってくれるでしょう。

本日仕込みを行った者
醸造・福島正人
専務・小池若葉
広報・小池真理子
総務・小池千鶴
栽培・甲斐

シェンブルガーは約550㎏の収量のため破砕・除梗機を使用し,梗を取り除きます。

除梗された葡萄は果汁と共にホースで搾汁機へ送ります。
  写真右〉社長の小池律男:仕込みの様子を覗きに来ました。
フリー(無圧)で抽出したシェンブルガーの果汁です。綺麗な色とすばらしい香りが辺りに広がります。(伝わらないのが残念!) 除梗された葡萄や果汁が一度にたくさんホースで送られてくるため手で均等にならしています。
   
澱が下がり上澄み液と分かれるのを待ち、それぞれ別のタンクに移行させ、酵母を添加しました。
     
     
2006年8月29日
アジロン1550㎏

この日の仕込みはパートナーズファーム産のアジロンから始まりました。収穫され運ばれた順に冷蔵室に保存し1日置いたアジロンを仕込みました。アジロン香りが強い品種で辺りは甘い香りに包まれながら次々に破砕しタンクへ移行しました。
この日は社長も葡萄の状態を見極めに仕込みの様子をチェックに来ました。総量1.550㎏。昨年よりは少なめですが良いワインになるよう思いを込めながら頑張りました。


本日仕込みを行った者
専務・小池若葉
広報・小池真理子
総務・小池千鶴
粒の大きさは中くらいで色は濃く非常に甘い香りが一面に広がります。
  破砕・除梗機の後、皮や実、種など一緒にタンクへ送ります。この後酵母を添加しました。この先はひたすらに櫂入れの作業が待っています。
   
   
     
2006年8月.29日

シェンブルガー
収量300㎏

明野村自社農園産
シェンブルガーを300㎏仕込みました。まだ若いかなと思える色ですが前回仕込んだシェンブルガーは糖が高く今回は酸が強いのでバランスがとれています。果汁は非常に澄んだ綺麗な緑色で香りは若いため少し青臭さの残るみずみずしい印象でした。


本日仕込みを行った者

専務・小池若葉
広報・小池真理子
総務・小池千鶴
まだ青い部分が残る若干若いシェンブルガーです。
見てください!この綺麗な緑色の果汁。まさに搾りたて!周りの黄色っぽい部分はタンニンです。
この搾汁機で果汁を抽出しました。少量の葡萄を仕込むのにはとても重宝します。
一晩置き、澱が下がるのを待ち上澄みを抽出し前回仕込んだシェンブルガーのタンクへ移しました。
 
     
2006年9月15日
ベリーA 10t
第一回目5t40㎏
第二回目4t60㎏

パートナーズ・ファーム産ベリーA の仕込みの様子。4日ぶりの晴天に恵まれ朝から葡萄が運び込まれ仕込が始まりました。今年のベリーAは粒が大きめで丸く、非常に見事!
糖も高く期待できそう。

醸造:福島正人
専務・小池若葉
広報・小池真理子
総務:石原一哉
工場:田草川 健
今年のベリーA は粒が大きめで艶がありまん丸く甘い葡萄になりました。
     
2006年9月23日
ベリーA
仕込みの様子。

契約農園栽培葡萄`マスカットべりーA'の仕込みを行いました。今回仕込むタンクはワイナリーニュースのページでもご紹介済みのイタリア製GANIMEDEという醗酵タンクで、仕込みの際発生する炭酸ガスを有効に利用し循環させることで細菌汚染などが無く、完璧なスキンコンタクトが可能です。また赤ワインの仕込みにつきものの「櫂入れ 」の必要が無い優れたタンクに、ベリーAを仕込みました。*タンクの詳細はこちらから
 
     
10月16日(月)
青森シェンブルガー
仕込みの様子。

青森の下北半島で栽培しているドイツ系品種のシェンブルガーの仕込みが行われました。収量は約8t。
8tのシェンブルガーがトラック輸送で運び込まれる様子 搾汁機におくり、果汁を抽出します。
徐梗破砕機で梗を除き、房を破砕しています。  
     
2006年10月31日

本命!明野の自社畑産カベルネソーヴィニヨンの夜間仕込みの様子です。約10tの収量のカベルネをホークリフトで搬入し、次々に破砕機へ投入し、ガニメデ醗酵タンクへ仕込みました。(夜間の仕込みのため多少写真が見にくい箇所があります)カベルネの収穫の様子はこちらからどうぞ
バラなりで上質のカベルネソーヴィニヨンが自社畑から運び込まれました。 トラックからホークリフトで仕込み場へ
本命のカベルネソーヴィニヨンだけに社長自ら仕込みます。

カベルネの仕込みに使用されているガニメデ醗酵タンク
破砕機に投入されるカベルネの様子。